2代目(岩崎博光さん)自らが足を運び近隣の活魚店や活魚問屋をまわり目利きし仕入れた朝獲れの活きのよい伊勢志摩の魚介類の仕込みが始まる。
午前11時からの営業に間に合うように「八百竹商店」で仕入れた鮮度抜群のアオリイカを慣れた手つきで手際よく捌く。
耳と呼ばれるイカのヒレの部分はコリコリと旨いよなぁ~と嬉しそうな顔をして話しながら仕込みを続ける2代目。
次は締めたての寒ブリを捌き始める3枚におろす手際も早い。
魚は寒くなると脂が乗る。
今の時期のブリはめっちゃ旨いよ~と満面の笑みで話す2代目。
本当に仕事を楽しんでいるように俺には見えた。
いや、好きな事を仕事にしている人に見えた。
開店と同時に数台の車が駐車し数十人の県外からのお客様が来店した。
「いらっしゃいませ」と2代目の威勢のある声と共に店内に充満している焼き貝の香ばしい香りカウンター内でアッパ貝、サザエなどが泡ぶきながらグツグツと焼かれているのがガラス越しに垣間見れる。
ちょっとしたアミューズメント感もある。
今の時期は伊勢海老は格別に美味しい。
県外からのお客様に人気の伊勢海老定食、俺は価格を見て驚くが出された料理を見ると納得がいく価格である。
また真珠貝から採れる貝柱がたっぷり入ったパールチャーハンも貝柱の食感や先代から続く門外不出の秘伝の調味料を使い元祖というだけあり絶品の一品である。
※実は先代に調理を見せて欲しいと直談判したがあっけなく断られたのは言うまでもない。
ヅケ丼は鮮度抜群の赤身をこれも秘伝のタレに付け御飯に盛り付けた丼。
この日は地元ではシビと呼ばれるビンナガマグロが使われていた。
腹側の大トロにあたる部分の身は脂が乗りジューシープリップリの食感がたまらない。
めっちゃ旨いやろ~と2代目は細い眼をさらに細め自信満々の笑みを浮かべた。
志摩市内では働き手不足で営業に支障がある店舗は多々あるが、ここは家族皆で切り盛りし健気さや一生懸命さの中にある温かみを感じる。
それがきっとお客様に伝わっているのだと思う。
魚介類そのももの旨みを活かしあまり素材に手を加えない本物の味が楽しめる御食つ国志摩にある唯一の店である。
志摩へ来たらヨットへ寄っと(ヨット)いで~。
三重県志摩市浜島町浜島1161−6
Tel:0599-53-0486
営業時間:11時00分~17時00分
定休日:火曜日
ホームページ:https://isoryouri-yacht.com/
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代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
三重県志摩市阿児町鵜方1225番地シティーガーデン1階【地図】
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三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ~。めんどくさいので非通知はもぉ~勘弁してくだせぇ~。(笑)
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へお願いいたします
山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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