大体の会社は人を雇う、つまり人間関係というややこしい物が存在する。その人間関係が一旦、破綻すると会社の経営自体にも影響を及ぼす。
家内制手工業という昔臭い言葉が好きなオッサンです。
　

約20年前、Web作成会社を嫁さんと二人で立ち上げて伊勢志摩全域の旅館や民宿に飛び込み営業をしてお客様を増やしていった。
その宿泊施設に明かりが灯る宿になるよう、そして繁盛店にするのが自分たちの使命だと作成したページを二人で試行錯誤しながら徹夜でいろんな検索サイトに登録した。
アクセス数を増やしてYahooやGoogleで上位検索されるように、その宿泊施設の順位を上げることを考え、まだSEOという言葉がない頃、日々二人で研究しながら自分達なりの検索エンジン対策を考えた。
その頃は収入は少なかったが、やり甲斐があり毎日が楽しかった。
顧客も徐々に増えて来た頃「伊勢志摩 民宿」でのキーワード検索で二人で作った宿のページがヤフー検索で1位から10位まで独占したときには自分らのやり方が正しかったんだと抱き合って喜んだ。
仕事のモチベーションも上がり、その噂を聞きつけた宿から直接電話があり作成依頼が入り営業をしなくても仕事が増えた。
　
あのリーマンショック後、まさか倒産するなど思ってもいなかった宿が突然倒産するなどその波及が伊勢志摩までやって来たが自治体は助けなかった。
バブル全盛期はガッポリ税金を吸い取ってたくせに、知らん顔した。
　
伊勢志摩は観光の街であるはずなのに、これで本当に良いのかと苛立だった。
さらにその後、少子高齢化で跡継ぎもいなく働き手不足でもあるが一生懸命に経営している宿や飲食店などがまだまだ負けるもんかと必死に頑張っている。
そのような方達の微力でも力になれるようこれからも気を引き締め頑張りたい。
　

夕方、大阪にある全国規模で宿泊施設のホームページを作成管理している某作成会社の親方が来た。
志摩に来る時にはいつも突然電話がある。
「山本さん、今日、志摩へ行きますんやわ。夕飯行きましょに」で、大体いつも事務所横のトスカーナ。
（トスカーナそのうちPayPay使えます）
この親方は俺らとは比べものにならんぐらい凄い人である。
話し出すとややこしい人だが人間性や考え方が本当に素晴らしいし男らしいし、そして可愛らしいし愛嬌があるオッサンである。
こんな親方衆らが志摩へじゃんじゃん来てもろて、そこら中、捏ね回してもろたらもっともっと伊勢志摩は良くなる。

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株式会社えぶりしんぐ
代表取締役 山本 泰久（やまもと やすひさ）
三重県志摩市阿児町鵜方1225番地シティーガーデン1階【地図】
山本泰久（やまもと やすひさ）直通MailForm
三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ～。めんどくさいので非通知はもぉ～勘弁してくだせぇ～。（笑）
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。（笑）お問い合わせは清水屋様へお願いいたします