江戸時代の豪商・長谷川家が松阪市魚町、殿町に所有する邸宅「長谷川邸」が四月から、正式に市の所有となる。現地で十三日、十四代目当主の長谷川俊さん(57)=東京都在住=と山中光茂市長が寄贈の覚書に調印した。
市は新年度、文化財調査や古文書調査を継続するとともに毎月一回市民に公開。活用方法を市民とともに検討する計画で、長谷川邸を中心にした歴史、文化のまちづくりが本格的に動きだす。
長谷川家は、三代目当主の政幸が江戸大伝馬町に木綿仲買商「丹波屋」を開業。現在も東京・日本橋で「マルサン長谷川」の屋号で営業を続ける。
市教委文化課によると、長谷川邸の母屋中心部分は江戸時代の元禄期(十七世紀末)に建てられ、明治から大正にかけて増築されたとされる。当時の姿をほぼそのまま残し、二万点を超える古文書や生活道具、商業資料などが実在するのは、伊勢商人の中で長谷川邸だけ。
市に寄贈されるのは土地四千六百八十八平方メートルと居宅、土蔵、茶室など三十九棟。駐車場は市が購入する。市は木綿振興や飲食、物販などの観光拠点に整備していく。調印式で、山中市長は「江戸時代の文化や活気が伝わる拠点にしていきたい」と展望を語った。
この日は政幸の命日で、床の間には「雛(ひな)を養いて大鶴(たいかく)と成す 種子を作りて高松となす」と書かれた自筆の漢詩が展示された。長谷川さんは掛け軸を紹介し「今は種かもしれないが、市長や市民に大きく育てていただき、高い松になれば本望です」と期待した。
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