三重県・伊勢志摩の美しく豊かな海がいま、静かな、しかし深刻な危機に直面しています。海藻が消失し、海底が白く砂漠のようになってしまう「磯焼け」現象です。この環境異変は、アワビやサザエなどの漁獲量減少を招き、地域の漁業に暗い影を落としています。
この「海の砂漠化」の大きな要因の一つとされているのが、温暖化に伴い活動が活発化している植食性魚類の「アイゴ」です。
彼らは驚異的な食欲で海藻を食べ尽くしてしまいます。
しかし、この厄介者とされてきたアイゴを「愛犬のご馳走」に変えることで、伊勢志摩の海を救おうという画期的な試みが動き出しました。
2026年2月2日、ドッグフードブランド「ドットわん」を展開する株式会社ピュアボックス(岡山県)は、新商品『ドットわんの逸品 伊勢志摩アイゴ炙り干し』を発売します。

「ドットわんの逸品 伊勢志摩アイゴ炙り干し」イメージ画像
■「食べる力」で社会を変える。株式会社ピュアボックスの哲学
開発元である株式会社ピュアボックスは、2003年の設立以来、「ワンコは家族の一員」という信念のもと、天然素材にこだわったドッグフードを作り続けている企業です。
愛犬の「食べる力」を、生産者や地域の課題解決に役立てる「ソーシャル・ドッグフード」という考え方です。
同社が展開する「#ドッグフードにできること」キャンペーンは、まさにその象徴。
◆「#ドッグフードにできること」キャンペーンページ
https://www.purebox.jp/campaign_site/

「#ドッグフードにできること」キービジュアル
第1弾、第2弾と続くこのプロジェクトの第3弾として選ばれたのが、伊勢志摩のアイゴでした。
代表の淺沼氏は、地域の未利用資源に光を当て、愛犬の健康と地域の持続可能性を両立させる仕組みづくりに情熱を注いでいます。
18名の精鋭スタッフとともに、岡山から全国の「飼い主と愛犬、そして生産者」を笑顔にする挑戦を続けています。
■「美味しいのに捨てられる」低利用魚のジレンマ
実は、アイゴ自体は非常に旨みの強い白身魚として知られています。しかし、市場に流通させるには大きなハードルがありました。 一つは、ヒレにある鋭い毒棘(どくげ)。
漁師や加工業者にとって取り扱いが非常に危険です。
もう一つは、鮮度が落ちると急速に発生する独特の磯臭さ。
これらが原因で、味は良いにもかかわらず「低利用魚」として、価値が付かない、あるいは廃棄される運命にありました。
「このままでは伊勢志摩の海がダメになってしまう。どうにかしてアイゴに価値を与えられないか」。
そんな想いに応えたのが、志摩市で伝統を守り続ける水産加工会社、有限会社山藤(やまとう)です。

三重県の水産加工会社・有限会社山藤
■老舗の技術が光る「炙り干し」製法
今回の商品化にあたり、山藤が長年培ってきた「炙り干し」の技術が惜しみなく投入されました。
まず、水揚げされたばかりの新鮮なアイゴを、熟練の職人が一匹ずつ手作業で処理。
危険な毒棘をすべて除去し、鮮度を保ったまま迅速に下処理を行うことで、特有の臭みが出るのを防ぎます。
特筆すべきは、その徹底したこだわりです。
- 真水での塩抜き: ワンちゃんの健康を考え、余分な塩分を徹底的に抜きます。
- 天日干しと低温乾燥: 太陽の恵みを浴びせながら、じっくりと時間をかけて水分を飛ばし、旨みを凝縮。
- 炙り仕上げ: 最後に強火でサッと炙ることで、香ばしさをプラス。
保存料、調味料、香料は一切不使用。袋を開けた瞬間に広がる香ばしい磯の香りは、まさに素材本来の力。愛犬の「食べる力」を引き出す、究極のナチュラルおやつが誕生しました。
■「#ドッグフードにできること」が描く未来
この取り組みは、単なる商品開発に留まりません。ドットわんが展開するプロジェクト「#ドッグフードにできること」の一環であり、年間約200kgのアイゴ消費を目標としています。
消費者がこのおやつを選ぶことは、そのまま三重の漁業者を支援し、海藻を守ることに直結します。
「愛犬に良いものを食べさせたい」という飼い主の願いが、巡り巡って「日本の海を守る」という大きなアクションへと繋がっていく。
これは、SDGsが叫ばれる現代における、新しい「エシカルな消費」の形といえるでしょう。

「ドットわんの逸品 伊勢志摩アイゴ炙り干し」イメージ画像

「ドットわんの逸品 伊勢志摩アイゴ炙り干し」パッケージ画像
■商品スペックとおすすめの与え方
商品名: ドットわんの逸品 伊勢志摩アイゴ炙り干し
価格: 561円(税込)
内容: 三重県産アイゴのみを使用。常温保存可能。
そのまま与えるのはもちろんですが、メーカーのおすすめは「少し温めてから与える」こと。
人肌程度に温めることで、炙り特有の香ばしい風味がさらに引き立ち、食の細いワンちゃんやシニア犬の食欲も刺激してくれます。
伊勢志摩の豊かな海を次世代に繋ぐため、私たちは何ができるのか。
その答えの一つが、愛犬と一緒に楽しむこの一袋に詰まっています。
この記事の投稿または推奨している人
株式会社えぶりしんぐ代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
三重県志摩市磯部町迫間字梶棒広1680番地6
山本泰久(やまもと やすひさ)直通MailForm
三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ~。めんどくさいので非通知はもぉ~勘弁してくだせぇ~。(笑)
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へ直接お願いいたしますね(笑)
山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約800サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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