志摩男ちゃん日記

じぇじぇっ! 海女さん守れ「存続危機」 高齢化で最盛期の1割

海に素潜りで入りコンブやアワビを採る海女さん。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でもテーマに上げられ脚光を浴びつつあるが、高齢化などで人数は最盛期から10分の1に激減し、存続は危機に瀕している。
このため、最多の海女を擁する三重県が主導して今月中にも保存会を立ち上げるなど保全が活発化。
1300年以上続く「海女文化」を世界無形文化遺産にしようとする動きもある。
「天候に恵まれるといいですけどね。ホソメコンブが採れる夏が楽しみですよ」。
北海道松前町の孤島で海女を1人で続ける石山ヨネ子さん(78)は張りのある声で話した。
ウエットスーツに約5キロのおもりを付けて、年間200回ぐらい潜るという。
石山さんは戦後まもなく、石川県輪島市から出稼ぎにきた。
「仲間が亡くなったりしてさみしくなりましたが、私はいつまでも続けるつもり」と生涯現役を宣言する。
政府や自治体は現場の把握が困難になり海女の統計を取らなくなった。
民間調査で昭和31年の1万7600人が最多という記録が残るだけだ。
東海水産科学協会が平成22~23年、全国をくまなく回った聞き取り調査などで、海女人口は2174人と判明。

全国に存在する海女の数(写真:
半世紀の間に約12%に減少した。
同協会によると、現金収入がいいアワビなど資源の減少などから後継者がいなくなった。
いまは60代の海女ばかりで、国内最多の三重でも10年後には60歳以上の海女が全体の8割以上を占めると予想されている。
調査に携わった三重大の塚本明教授(日本近世史)によると、「恋の歌」として海女が万葉集に詠まれたほか、江戸時代には浮世絵に描かれた。
三重で海女が最多なのは、同県伊勢市の伊勢神宮に海産物を献上したことや、神職らへの販売ルートが確保されていたことがあるという。
こうした海女文化を守ろうと、各地で継承活動が動き出した。
輪島市では10月に「海女サミット」の開催を計画、徳島県の伊座利漁協では「体験塾」を開講するほか、長崎県壱岐市では移住して海女を目指す女性を募集した。
世界遺産の登録を目指し、運動を展開しているグループもある。
塚本教授は「海中を自由に泳ぎ回る海女は陸上と海底の世界を結ぶ希少な存在。
海女を通して、資源管理や海の汚染への理解を深めることができる」と海女の魅力を語った。
■海女 海に潜って貝類や海藻を採集する漁師。
寒さに耐える身体的能力が優れている女性を主体に行われている沿岸伝統漁業の一つ。
水圧に負けない呼吸法が特徴で、一度に1分以上潜る人もいる。
海女漁法は採りすぎないことが重要で、長時間潜れないようにウエットスーツの
着用を禁止している地域もある。
男性は「海士(あま)」と記載される。

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株式会社えぶりしんぐ
代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
三重県志摩市阿児町鵜方1225番地シティーガーデン1階【地図
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三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ~。めんどくさいので非通知はもぉ~勘弁してくだせぇ~。(笑)
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へお願いいたします

山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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