伊勢志摩鳥羽のトピックス

鹿肉のジビエ料理を考案 飯高の子育てサークル


薫製を手に来場を呼びかける佐々木尚子さん(中)らメンバー=松阪市飯高町下滝野で
写真=中日新聞

松阪市飯高地域の“ママ友”でつくる子育てサークル「飯Ne(いいね)!!」が、鹿肉を使った独自のジビエ料理を考案した。レシピは、二十四日に市飯南産業文化センターで開かれる住民協議会の活動報告会で発表する。代表の佐々木尚子さん(31)=飯高町下滝野=は「鹿肉は苦手だったけれど、おいしいと胸を張れるものに仕上がった」と自信をみせる。
 鹿肉は松阪飯高猟友会が、地元の山で仕留めたものを使った。考案したのは薫製とカツ、カレー、韓国風巻きずしの四品目。ゆでたり、香草や黒コショウで下味を付けるなどして鹿肉独特の臭みを消し、塩こうじを使って肉を柔らかくした。佐々木さんは「誰でも簡単に作れる。子どもが豚肉よりも鹿肉のカツの方が好きになったほどおいしい」と話す。
 サークルは二〇一二年十月、地元の保育園に子どもを通わせる母親五人で発足した。現在は三十二人の母親が参加している。メンバーはパン職人や美容師、元パティシエなど多彩だ。
 佐々木さんは「子育てしている母親だって得意分野を持っている。その技や知識を分かち合いたかった」と結成の理由を話す。これまでにパソコンを元小学校教諭から学ぶ「IT部」や、韓国料理が得意な主婦らから料理を学ぶ「まかない班」を立ち上げ、活動してきた。
 メンバーの多くは市外からの転入者。やがて、サークルの活動を知った旧来の住民との交流も始まった。自家製みその仕込み方や農作物の育て方を教わるなど、活動の輪や幅を広げている。
 今回のジビエ料理もその一つ。メンバーが地元の料理店から鹿肉料理の調理法を教わっているのを知った住民協議会が昨年七月、地域おこしのため、地場産の鹿肉を使った新メニューを開発してほしいと依頼した。開発は主にまかない班の三人が担当した。田中羚児協議会長(76)は「想像以上の出来栄え。誰にでも親しめる味に仕上がった」と、味に太鼓判を押す。
 発表会は午後一時半から。だれでも参加できる。入場無料。佐々木さんは「レストランに出しても恥ずかしくない味。ぜひ見に来て」とPRしている。

ソース(中日新聞)

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