鳥羽水族館に古賀賞　スナメリ飼育・繁殖に評価

伊勢志摩鳥羽のトピックス

2014/5/28
伊勢志摩鳥羽のトピックス
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投稿者: 伊勢乃志摩男

飼育員から人工哺育でミルクを与えられるスナメリの「リン」＝昨年春、鳥羽市の鳥羽水族館で
写真=中日新聞

スナメリの飼育や繁殖で五十一年に及ぶ長年の功績が評価され、鳥羽市の鳥羽水族館が、日本動物園水族館協会から最高の栄誉とされる「古賀賞」を受けた。
古賀賞は元協会長で上野動物園長を務めた故古賀忠道氏の功績をたたえ、一九八六（昭和六十一）年に制定された。鳥羽水族館の受賞は、二年前のオウムガイの繁殖実績に続いて二件目。
同水族館では六三年からスナメリの飼育を開始。七六年に飼育下で世界初となる繁殖に成功したほか、昨年誕生した雌の「リン」は生後五日目から人工哺育に着手。鯨類で国内初の人工哺育の成功例となった。
仲野千里館長は「母親から授乳を放棄されたスナメリの赤ちゃんの小さな命を、二十四時間体制の人工哺育で救ったスタッフに感謝しています。この受賞を励みに、一層の飼育技術の向上に取り組んでいきたい」とコメントした。
ソース(中日新聞)

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