伊勢志摩、志摩市磯部町的矢湾メガソーラーについて

ブログ記事

2018/5/11
ブログ記事
投稿者: 伊勢乃志摩男

平成30年5月11日付　毎日新聞より
　
志摩の太陽光発電計画
着工　漁協に通告
「約束違反」市長反発
　
志摩市磯部町の的矢湾奥の大規模な太陽光発電所計画で開発会社が鳥羽磯部漁協に14日に着工すると通告していたことが10日、分かった。
漁協や市民団体、市などの関係者から「会社は漁協の理解なしには着工しない、と説明していた。信義に反する」との反発の声が出ている。
　
【林一茂】
　
市環境課によると、開発会社は「ジー・スリーホールデイングス」（東京）。
19万4000平方ﾒｰﾄﾙの山林を造成し、発電能力14ﾒｶﾞﾜｯﾄ時のメガソーラーを建設する計画だという。
同社が鳥羽磯部漁協に着工を通告したのは8日。
造成に伴い、的矢湾に汚濁防止のフェンスを設置することへの同意などを求めてきたという。
同漁協と地元の3支所は昨年6月、建設反対を決議し、竹内千尋市長に伝えており「同意要請は無視する」としている。
開発計画を巡っては、昨年1、2月に3回、地元漁民らに説明会を開催。
同社は「漁協の同意を得ないで着工はしない」と約束していた。
だが昨年12月、地元への説明会を開かずに現地のボーリング調査を行い、市が抗議した経緯がある。
竹内市長は「漁協や地元住民に何の説明もなく工事を開始するのは約束違反だ。事業者に誠意ある対応を求めたい」と苦言を呈した。
鳥羽磯部漁協の永富洋一組合長も「改めて地元支所と話し合ったが、反対の意思に変わりはない。着工は認められない」
と語った。
市民団体の伊勢志摩国立公園を大切にする市民の会の鬼塚永子共同代表は「約束を守らない開発会社に不信感を抱く」と語気を強めた。
———————————–
さらに昨日（5/10）、鳥羽市でも太陽光発電所計画の業者説明会があったが参加者からの反対意見が相次ぎ、「計画地は自然災害が最も高いところだ」「周辺には計5件の太陽光発電所の計画があると聞いている。次々と山肌が剥がされ、災害が起きるのは必至だ。撤退してほしい」などの意見が出た。

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