鳥羽、志摩両市のカキ生産地が、養殖に必要な稚貝(種ガキ)を、
宮城県から順調に入荷している。
東日本大震災で仕入れ先が被災し、確保が危ぶまれていたが、
被災業者が何とか生産にこぎ着け、供給が受けられるように。
順調に育てば、来年度は例年並みの出荷量が見込めそうだという。
志摩市磯部町的矢には27日早朝、鳥羽磯部漁協的矢支所が宮城県塩釜市から
仕入れたカキを積んだトラックが到着。
早速、集まった的矢湾の養殖業者らが、次々と漁船などに積み込んでいった。
種ガキを付着させたホタテの貝殻の数は14万7000枚。例年の6割ほどだが、
同支所では陸上水槽での人工生産や、海から幼生を取る天然採苗にも取り組んでいて、
これらを合わせることで、必要量が確保できた。
漁協関係者らによると、塩釜市の種ガキ生産者は、津波で養殖施設や、
親となるカキを失っただけでなく、地盤沈下で今も満潮時は漁港などが浸水し
「復興なんて、とても言えない状況」が続く。
それでも、各業者は養殖施設を再建し、岸壁に張り付いていた天然のカキを
親として使い、稚貝を育てたという。
的矢湾では、天然採苗で十分な幼生が得られたが、フジツボが付いて多くの貝が
使えなくなっていたところで、宮城から入る貝がなければ、
大幅な減産になる恐れがあった。
井倉忠支所長(46)は「感謝に尽きる。
とにかく入って良かった」と胸をなで下ろすとともに
「あの状況でよく稚貝作りができた。努力は、すごいのひと言」と
宮城の生産者をたたえる。
同じく塩釜市から稚貝が届いた、三重ブランド「的矢かき」を
生産する佐藤養殖場の佐藤文彦常務(42)も、苦難を乗り越えてやってきた貝を
「愛情を持って育てたい」と誓う。
鳥羽市の鳥羽磯部漁協浦村支所によると、生浦(おうのうら)湾の各養殖業者も、
順調に宮城県から稚貝を入荷しているという。
中日新聞引用
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20111028/CK2011102802000109.html
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