江戸時代後期にお伊勢参りの手助けをしていた伊勢の「御師(おんし)」の丸岡宗大夫(そうだゆう)から、伊勢神宮を訪れた江戸の商人がもてなしを受けた記録が東京に残っていた。
伊勢市のNPO法人「旧御師丸岡宗大夫邸保存再生会議」は二十五日、記録を基に再現した料理の食事会を伊勢市宮町一の料理旅館「おく文」で開く。
◆東京に内容一致の道中記
江東区の「深川江戸資料館」が所蔵する「牧野家文書」に、商人牧野勘四郎が妻とお伊勢参りをした道中記が含まれていた。
三重県立博物館を通じて再生会議に文書の存在が伝わり、丸岡家の古文書と比べると、日付や内容が一致する記述が見つかった。
牧野家文書には、一八〇九(文化六)年の三月二十七日に宗大夫の屋敷で神宮に神楽を奉納したこと、その後に出た料理の内容などが記されていた。
丸岡家の文書にも、同じ日付で勘四郎が神楽を奉納した記録と料理の献立があった。
再生会議によると、外部の文書とこのような照合ができたのは初めて。
丸岡家十八代目の正之さん(57)は「御師と参宮者のつながりについて、
新たな発見も期待できる。
東京の資料館と交流を持ち調べたい」と話した。
食事会は午後五時半から。丸岡家史料と牧野家文書を基に再現した
アワビやタイなどを使った膳料理を味わい、正之さんが解説する。
定員五十人。
参加費は五千円。
定員になり次第締め切る。
食事会の日は、おく文近くの丸岡邸の一般公開もあり、
午前十~午後四時半に無料で見学できる。
午後一時半からは、周辺の古い町並みを郷土史家らが案内する。
予約不要で、希望者は午後一時に近鉄宇治山田駅前に集合する。
問い合わせ、
食事会予約は再生会議の阿形次基会長=tel:0596-27-0326へ。
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