正確な地形図が目を引く江戸時代後期の絵図「木本組全図」=尾鷲市向井の県立熊野古道センターで
写真=中日新聞
三重県熊野市歴史民俗資料館のえりすぐりの所蔵品を紹介する展覧会が尾鷲市向井の県立熊野古道センターで開かれている。江戸時代後期の地図や熊野灘沿岸で盛んだった捕鯨の道具など、地域の貴重な資料を展示した。七月十三日まで。入場無料。
東紀州地域に残されている資料を通して、地域の歴史への理解を深めてもらおうと企画。熊野市歴史民俗資料館の収蔵品のうち、特に史料的価値の高い二十点を展示している。
江戸時代後期の一八三二(天保三)年に書かれた、熊野市と尾鷲市南部の沿岸部を管轄した「紀州藩木本組」の地図「木本組全図」は、縦一・二メートル、幅二・六メートル。江戸時代の測量家伊能忠敬(一七四五~一八一八年)による絵図を参考にしたものといわれ、詳細な描写と正確な地形図が目を引く。「頼母竈(がま)」(尾鷲市三木浦町)など、現在は廃村となった集落も記載されている。
捕鯨道具では、クジラの身を切り開くために使われた刃渡り三十センチの「解剖刀(かいふ)」や、クジラに打ち込むもりなどを展示。熊野灘沿岸の漁村で盛んだった捕鯨の歴史をうかがうことができる。
センターの展示担当者は「展示点数は少ないが、貴重な資料ばかり。まずは地域の歴史を知ってもらうい、興味のある人はぜひ熊野市歴史民俗資料館にも足を運んでほしい」と話している。二十九日午後一時から、展示室内で熊野市木本小学校の和田利信教諭によるギャララリートークがある。参加無料。問い合わせは県立熊野古道センター=電0597(25)2666=へ。
ソース(中日新聞)
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