伊勢志摩鳥羽のトピックス

塚穴古墳:国造級か 志摩市教委調査、石室から副葬品多数 来月10日説明会

志摩市阿児町志島の志島古墳群4号墳(塚穴(つかあな)古墳)
=市指定史跡=を発掘調査していた市教委は29日、
石室から金銅製品など多数の副葬品が見つかり、
古代の志摩国を治めていた国造(くにのみやつこ)級の墓である
可能性が高まったと発表した。
石室は県内で伊勢市豊川町の高倉山古墳に次ぐ大きさで、
国造級の墓との見方が示されたのは初めて。
塚穴古墳は志摩半島南東部の海に面した高さ12メートルの断崖の上に
造られた。
だが、海蝕(かいしょく)が進み石室が崩落する恐れが出てきたため、
2年前から3カ年計画で発掘調査が行われている。
石室の玄室は全長7・7メートル、幅2・2メートル、
高さ2・5メートルの規模で、志摩国域では最大規模だ。
内部から、武器の鉄鏃(てつぞく)数点、
棺に使われた鉄釘(くぎ)20点以上、銅碗(どうわん)1点、
馬具に使われた大小の鈴計4点、さらに金銅製の耳環や
石で作られた勾玉(まがたま)、ガラスの丸玉などの装身具10点など、
豪華な副葬品が多数見つかった。
用途不明の金銅製品も約20点あった。
出土遺物の形状などから市教委は、塚穴古墳は6世紀末から
7世紀初頭にかけての飛鳥時代に造られ、複数人が埋葬されたと推定。
造りに三河地域の影響がみられるが、多数の金銅製品の存在から被葬者は、
大和の勢力との盛んな交流によって地位を獲得し、
維持した人物と想定している。
志島古墳群はかつて13基以上あったが、現在は塚穴古墳を含む
4基しか残っていない。
いずれも海から見えやすい場所に造られている。
11月10日午前10時から現地説明会を行う。
問い合わせは志摩市教委生涯学習スポーツ課
(0599・44・0339)。
ソース(毎日.jp)

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代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
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2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
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伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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