伊勢志摩鳥羽のトピックス

寄せ書きされた日章旗 大台で発見

旧三瀬谷村(現大台町)の旧三瀬谷国民学校の教師で、
一九四四(昭和十九)年に出征した故・岡村二夫(ふたお)さん
=享年(84)=に贈られた日章旗が、大台町内で見つかった。
同町佐原の龍雲寺で十五日、展示される。
日の丸は縦六十九センチ、横九十六センチ。
白地には岡村さんの教え子や旧村内の住民の名前が寄せ書きされている。
「祈武運長久」「散りて甲斐ある若桜たれ」「魂を撃ち続くと誓ふ」などと
激励の言葉も添えられている。
岡村さんの次女で、愛知県春日井市に住む向井千草子(ちさこ)さん(62)が
七月中旬、大台町佐原の実家で見つけた。
岡村さんが亡くなった九八年以降空き家になっていた実家を売却するために
掃除した際、岡村さんの机の引き出しに入っているのを発見。
向井さんは父から戦争について聞いた記憶がなかったため、遺品に驚いた。
「おしゃべりだった父が戦争のことを話さなかったのは、
それだけつらかったからでは」と推察する。
仏壇供養で来訪した龍雲寺の高津照仁住職(63)に相談。
十五日に寺を訪れる地元の檀家(だんか)に見てもらおうと考えた。
高津住職は「二度と戦争をしてはいけないということが伝われば」と願う。
向井さんは「地元の方には昔を思い出し、若い方に戦争のことを
伝えていただきたい。身近に出征者がいたことで実感しやすいと思う」と語った。

◆戦意高揚の広告、多気で展示
戦時中に戦意高揚などのために配布された広告やポスターを集めた
企画展「銃後の戦い-軍国の広告」が、多気町相可の多気郷土資料館で
開かれている。
入館無料。九月二十二日まで。
町内の劇場で戦没者の遺族向けに開かれた演奏会の案内チラシや、
天皇の起源を知る旅の案内を載せた一九四〇(昭和十五)年の
鉄道路線図など百五十点を展示。
歯磨き粉の広告には商品名より大きな字で「全力で守れ!この空この国土」と
書かれ、身の回りに戦争に関する標語があふれていたことが分かる。
映画のプログラムには「警戒警報発令時はただちにご帰宅を」と
注意書きがあり、資料館の担当者は「娯楽の場にも戦争の影が見られる
時代があったことを知ってほしい」と話している。
月曜、祝日は休館。

ソース(中日新聞)

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あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へお願いいたします

山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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