志摩市志摩町布施田出身の写真家浦口楠一さん(1922~88年)の写真展「志摩の海女」が、鳥羽市浦村町の「海の博物館」で開かれている。
浦口さんは、1955年(昭和30年)頃から志摩の海女を撮り始めた。
展示されているのは、76年から国内外で開催した「志摩の海女」展のパネル27点。
58、59年に撮影した海女の稽古をする志摩市・和具の中学生や、ワカメやアラメ漁の風景、海女小屋で休息する海女の自然な表情などを捉えている。
同博物館は「浦口さんの写真は高い芸術性が評価され、海女文化を知るうえでも貴重な記録」としている。
6月25日まで。入館料(大人800円、小中高生400円)で観覧できる。
問い合わせは同博物館(0599・32・6006)。
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