志摩市観光協会の運営が市の補助金をめぐって混乱している問題で、同協会が今後の運営方針について、協会を解体し、旧五町の各観光協会への分離を検討していることが二十七日、分かった。協会内部からは「協会から脱退して、独自で運営したい」と賛同する声も上がっているが、各支部で賛否が分かれており、結論の見通しが立っていない。
この問題をめぐっては、市が昨年八月の監査で、補助金の目的外使用などを指摘。協会への改善命令を出したほか、補助金の凍結を迫っていた。
関係者によると、市が昨年十一月、対応策として市主催の支部長会議で、「市全体の観光宣伝などを行う観光連盟を新設し、その下部組織として旧町単位の各観光協会を置く方法もある」と、協会側に提案したという。
これを受け、協会は同十二月の協会幹部らが出席した会議で、各支部ごとの議論の結果を報告。阿児支部は、観光連盟方式にした際、支部に市の補助金が出るのかどうか分からないため、結論が出せなかった。志摩支部は、市観光協会を残して内部改革を行うことを望んだ。
一方、磯部、大王、浜島の三支部が提案に賛同。磯部は「市の補助金に頼らず、支部の会費などで運営したい。その際、磯部支部の会員は志摩市観光協会から脱会する」と明言した。大王と浜島も旧町時代の観光協会で運営する考えを支持した。
昨年十二月の報告後も、協会の理事らでつくる機構改革委員会で議論している。しかし、市からの補助金が支部単位で出る確証が得られていないなどの懸念で、結論は出ていない。
協会解体案が出たことを受け、新たな問題も発生。協会は三月に阿児、志摩、磯部支部が協会に貸していた運転資金計約二百八十四万円をそれぞれ返金した。関係者によると、協会分離の話が出たため、一部から貸していた金の返還が求められたという。
ただ返金は理事会の決議を得ておらず、監査委員が昨年度事業決算を承認しなかった。決算報告などができず、二十八日に予定していた総代会も延期となっている。
混乱が拡大する中、脱会は協会員各自の判断でできるため、磯部支部の畑美津子支部長は「脱会するかどうかは、総代会の内容などを踏まえ、支部として考えたい」と話している。
ソース(伊勢新聞)
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