水車を設置するなど高台の公園整備に励む村田稔さん(前)と、後列左から村田民さん、節子さん、岡村晃生さん=大台町大杉で
写真=中日新聞より
大台町大杉の住民らでつくる「大杉地域おこしの会」が、地元の宮川ダム湖を見下ろせる町有地の高台に、ダム湖に沈んだ集落の歴史を後世に伝える公園の整備を進めている。三月には、集落の移転時に移植したソメイヨシノの下に観光用の水車を設置した。同会代表の村田稔さん(84)は「自然と行ってみようとなる場所にしたい」と力を込める。
高台は、旧大杉谷村にあった一部集落が、一九五七(昭和三十二)年の宮川ダム完成に伴って湖底に沈むとき、移住先として県が用意した。民家が立っていたがその後、空き家になっていた。
町が空き家を取り壊し、無償で地域おこしの会に貸与した。公園の整備は、地元の建設会社の支援を受けて、会が一年前に始めた。
三月下旬に設置した水車は、直径二・一二メートルのスギ製で、山形県から取り寄せた。同月二十六日に近くの谷から水をひき、動かし始めた。
地域おこしの会は、近くに住む村田さんと妻の節子さん(74)、弟の民さん(81)、岡村晃生さん(87)、巽幸則さん(66)の五人がメンバー。ダム湖に沈んだ集落出身の村田さんが中心になり、土入れから始まり、モミジやサルスベリの植樹、ベンチの設置などをしてきた。名前は現段階では、地元の地名にちなみ「仁右衛門坂公園」にするとしている。
今後は、集落の歴史を刻んだ石碑などを建てたり、木材を使った工作ができる場を設ける予定だ。
民さんは「二、三年したら、もうちょっと公園らしくなる」と目を細める。岡村さんは「桜を見ながらお弁当を広げて、家に帰ったとき、あそこは良かったなって言ってもらえるようになればいい」、村田さんは「日常の疲れを癒やしに行こうと、人が訪れる場になれば」と話した。
中日新聞より転載
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