昨年11月に63歳で亡くなった富士井(旧姓・玉置)和正さん制作の海女人形を集めた遺作展が8日、鳥羽市鳥羽1の鳥羽ビジターセンターで始まった。オープン式典に出席した妻の幸代さん(61)=伊勢市二見町荘=は、展示された110体の人形を、いとおしそうに見つめていた。
玉置さんは昨年3月に退任するまでの9年間、ビジターセンターを運営する伊勢志摩国立公園協会の事務局長を務めた。1957年製の観光ポスターに描かれた、ひざ小僧を抱え座る海女の姿に「一目ぼれ」し、亡くなるまでの4年間、海女人形作りに励んだ。
紙粘土で作る人形は完成するまでに2~3週間かかるとされ、玉置さんは夜間、自宅で制作にいそしんできた。282番と記入された人形以外に番号の無いものもあり、300体以上が作られたらしい。完成と同時に伊勢志摩の観光施設に寄贈され、訪れた人々の人気を集めていた。
ビジターセンターはユネスコの無形文化財登録を目指す海女文化をテーマに改装。オープニング展として、各所に展示されていた玉置さんの海女人形を集め開催した。他に玉置さん制作のチョウチンアンコウなど200点や、志摩市磯部町の松本高正さん(77)が、モーターパラグライダーで撮影した伊勢志摩の空中写真4点なども展示している。
式典に出席した海の博物館の石原義剛館長は「玉置さんが事務局長に就任して以降、海女をテーマにした活動が活発化した」と振り返った。幸代さんは「海が大好きだった主人は、きっと海の向こうでニヤッと笑っていることでしょう。海女人形が伊勢志摩の発展に役立つことを願っています」と話した。12月8日まで。
ソース(毎日.jp)
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