伊勢志摩鳥羽のトピックス

本場・志摩の伊勢エビ、焼いて酒へ 殻ごと堪能

三重県の志摩半島で10月1日から伊勢エビの刺し網漁が解禁された。伊勢神宮にも奉納される伊勢エビは昔も今もエビの王様だ。三重県の漁獲量は日本一で、志摩半島の浜値が全国の相場を決めるともいわれる。本場でしか味わえない伊勢エビの魅力を探った。

和具漁港の伊勢エビの水揚げはこれからが本番
東の空が明るくなる頃、和具漁港(志摩市)は水揚げの準備でにわかに活気づいてきた。北に英虞(あご)湾、南には熊野灘が広がる和具は人口1500人ほどの漁師町。伊勢エビ漁では例年40~50トンと全国トップクラスの水揚げを誇る。
和具の伊勢エビ漁は刺し網だ。夕方に仕掛けた網を翌日の早朝に引き上げる。朝7時すぎ、熊野灘の沖合から船が戻ってくると、岸壁には漁師の奥さんたちが集まってきた。伊勢エビを網から外す作業は主に女性たちが担う。先端に鉤(かぎ)のついた専用の道具を使い、網に絡みついた脚やヒゲを折らないように丁寧に1匹ずつはずしていく。

新和具荘の伊勢エビの刺し身
和具沖で獲れた伊勢エビは、味、姿、色合いとも極上とされる。作業をしている女性たちに地元ならではの食べ方を聞いてみた。「やっぱり味噌汁か、刺し身か。あとは真ん中を縦に割って焼くか。寒くなるこれからがおいしい」。サイズ別に大、中、小と選別し、競りにかけられるが「味は中ぐらいのが一番ええ」。
旬を迎えたいま、和具漁港に近い料理旅館「新和具荘」では、伊勢エビづくしが堪能できる。刺し身、焼き物、天ぷら、マヨネーズ焼きまで。お造りで残ったエビの頭は、エビのうま味が凝縮した味噌汁にする。
洋食では、伊勢エビのおいしさをギュッとスープにとじ込めた志摩観光ホテルクラシックの「伊勢海老クリームスープ」が絶品だ。35年前からの不動のメニューとして人気がある。
伊勢エビを殻ごとつぶしてバターでソテー。そこに白ワイン、香味野菜、米を入れて煮込んだものを裏ごしして、仕上げに生クリームを加える。一口すすると濃厚な味が口内に広がる。地元産の伊勢エビで数々のフランス料理を提供してきた宮崎英男料飲部顧問(66)は「地元産の伊勢エビは身がふっくらして、淡泊で上品な甘みがある」という。

日本経済新より転載

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株式会社えぶりしんぐ
代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
三重県志摩市阿児町鵜方1225番地シティーガーデン1階【地図
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三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ~。めんどくさいので非通知はもぉ~勘弁してくだせぇ~。(笑)
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へお願いいたします

山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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